「大歩危(おおぼけ)・小歩危(こぼけ)」は、2億年の時を経て四国山地を横切る吉野川の激流によって創られた約8kmにわたる渓谷で、大理石の彫刻がそそりたっているかのような美しい景観を誇ります。
大歩危峡は、その間近に見える美しい岩石やV字谷の様子から日本列島の成り立ちがわかる全国的にも貴重な場所として、国指定の天然記念物に指定され、その後、国指定名勝となっております。
初めて訪れるても、その水の美しさや、彫刻のような岸壁の姿には圧倒されるものがあります。
楽しみ方は色々、様々な魅力をお届け!
大歩危・小歩危の周辺には多くの見どころがあります。効率よく回る方法や、自然とたくさん触れ合えるポイントを紹介します。
定期観光バス
定番のスポットを効率よく回りたい人におすすめです。阿波池田のバスターミナル発着の定期観光バスを利用することで、このエリアを満喫することができます。
かずら橋や祖谷の渓谷がダイナミックに見渡せる展望台、江戸時代の民家を保存しm当時の生活の様子を垣間見られる資料館。
そして郷土料理の昼食と、観光のポイントをしっかりと押さえているので、どこを見ようか迷うならこれに乗れば間違いないといったところです。
大歩危峡観光遊覧船
岩石や川の様子を間近で見たい人におすすめ、より近くで川や岸壁の美しさや迫力を味わうことができます。
船に座って約30分。吉野川の透き通った水や、左右の岩に刻まれた地層の様子などが、手が届きそうなほど近くに見てとれます。晴れていれば屋根なし、雨なら屋根つきで、天候に左右されないのも嬉しいですね。
晴れていれば空と水と木々のコントラストが鮮やかに、曇りや雨なら霞む岸壁の姿が、神秘的な景色を演出してくれます。
ラフティング
自然をめいっぱい体感したい、スリルのある体験がしたい人におすすめです。
吉野川は、日本屈指のラフティングコースを持つ川、たくさんのコースがあり、お年寄りや小さなお子様でも楽しめるような緩やかなコースを設けているところや、激流を存分に楽しめる迫力満点のコースもあります。
ガイドさんがしっかりサポートしてくれるので、未経験だったとしても心配することはありあません。余すところなく大歩危・小歩危の魅力を堪能できるのでぜひ足を運んでみてください。