祖谷渓にポツンとたたずむ小便小僧!?意外と知らない魅力を紹介

日本3大秘境に立つ小便小僧とは

祖谷川沿いの断崖には、祖谷街道の開設工事で残った岩が多数突き出ています。

小便小僧は、街道中一番の難所といわれる七曲(ななまがり)にあり、谷底までの高さは200m。1968年に徳島県の彫刻家、河崎良行氏が制作したものです。

「日本三大秘境」の一つにも数えられる深山幽谷の地「祖谷」の絶景と「小便小僧」がコラボレーションしています。

小便小僧の由来として、その昔、子供や祖谷街道工事の作業員、旅人たちが、像のある岩のあたりで小便をして度胸だめしをしたという伝えがあります。

そんな景色の中にたたずむ小便小僧

高所恐怖症の方には「ありえない」ようなそんな場所、崖の上に一人たたずむ「小便小僧」は、祖谷街道の建設の際に残った岩の上に立っています。

崖の上にせり出すようにある岩の上では、かつて周辺に住んでいた子供たちや通りかかった旅人達が、度胸試しの為に上に乗ったり、飛び跳ねたりしたそうで、この「小便小僧」はそんな逸話をもとに1968年に作られた銅像と言われています。

景色と歴史のある像、写真スポットしても魅力的です。

辿り着いたら絶景が

「祖谷」は、深い谷と高い山に阻まれて、他地域との往来が困難であったため、独特の習慣・風習・文化・祭礼などが残っています。今では交通が便利になったので、くねくねの山道をしばらく行かなくてはたどり着くことができない場所です。

不便だからこそ訪れたら素晴らしい絶景が待っています。季節ごとで異なる山の景観を見ることができ、春から夏は新緑の緑、秋は紅葉が美しい赤色、冬には雪化粧した山もこれまた魅力のひとつ、自然に身を置いて癒されてください。

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